②紹介先の病院初診の日(手術が決まる)

やや緊張しながら紹介先の病院に着き待合席で待っていた。
手術しなくても大丈夫と言ってもらえないかとわずかな希望を抱いていた。いよいよ順番が来て診察室へ入った。

 

医師は無言でMRI画像を見た後「ベットに横になってください。」と言った。足を持ち上げて左にひねったり右にひねったり回してみたりした。やはり外側にひねられると脱臼してしまいそうな感覚と痛みが走った。椅子に座ると医師が話し始めた。

 

「あまり良い状態じゃあないですね。画像を見ると左股関節に水がたくさん溜まっているし関節の隙間が狭くなってる。
あと両股関節に関節ねずみといって削れた軟骨の破片がいくつか見えるのでおそらく股関節唇という軟骨がすり減っていると思います。
この状態じゃかなり痛みがでてもおかしくないです。股関節はMRI画像でもはっきりとした状態はわかりません。関節鏡で中を診て関節の汚れを洗い流し股関節唇が損傷していたら縫合手術をした方がいいですね。このままじゃ痛みは取れないですよ。」

 

と言われた。

 

やはり手術なのかと落ち込みながら抱えていた質問をしたら淡々と答えてくれた。

 

簡単にまとめると

  • 病名は股関節唇損傷の疑いで両足を同時に手術する。
  • 全身麻酔で片足3箇所を1㎝づつメスを入れて関節鏡を入れ洗浄し軟骨が損傷していたら縫合する。
  • 入院は3日で手術翌日にはリハビリ開始。
  • 1か月は松葉杖を使いなるべく安静にすること。
  • すぐ歩けるようになるから心配はいらない

 

ということだった。

 

よく考えてから決めようと思ったがその医師はスケジュールが詰まっているらしくその場で決断を迫られた。
専門医が手術を勧めるのだから間違いないと思い手術をすることにした。

 

次回の来院は手術当日になるためその日の内に術前検査になった。血液検査、心電図などをし会計で誓約書を貰って帰宅。

 

考える時間がなかったので流れるように指示されて動いたが帰宅した後に全身麻酔で両足手術して3日という短期間で退院することを思うと不安感と恐怖感で一杯になって眠れなかった。
眠れない